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ミャンマーに小学校を寄贈 沖縄親善交流協

Written By Unknown on Saturday, March 3, 2012 | 4:58 AM

寄贈された小学校に通う児童ら

ミャンマーに小学校を寄贈した沖縄・ミャンマー親善交流協会の梁沢振権会長(前列中央)=2月28日、琉球新報社

  ミャンマー出身で沖縄・ミャンマー親善交流協会の梁沢振権(りょうさわしんけん)会長(62)=県内在住=が、ミャンマー南西部のラブッタ県に小学校を寄贈した。
2008、10年にミャンマーを襲ったサイクロンは、同県の小学校をほぼ壊滅させ、多くの死者を出したという。「昨年3月にミャンマーが民政化したことで支援がしやすくなった」と話す梁沢氏は、「まずは教育について何かしたかった」と語った。
 個人で建設費用、机、椅子など約500万円相当を寄贈。昨年5月に着工し、12月に完成した。ミャンマー独立記念日の1月4日に開校し、児童、保護者、関係者来場の中、同校のドーチンムエー校長から感謝状が贈られた。
 同校は鉄筋コンクリート造りで教室は三つ。現在はサイクロンで親を亡くした子どもを優先的に受け入れ、87人の孤児を含む160人の児童が学ぶ。今後はグラウンド設置、子どもたちの医療も充実させていくという。
 1966年、当時軍事政権下にあった故郷ミャンマーから台湾に移住、その後沖縄に移り住み44年が経過した梁沢氏。「ずっと沖縄とミャンマーの交流の懸け橋になりたかった。子どもたちにはしっかり学んでほしい」と語った。
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