4月8日(日)22時27分配信
【バンコク岩佐淳士】ミャンマーの少数民族カレン族の武装組織「カレン民族同盟」(KNU)の幹部らは8日、最大都市ヤンゴンで民主化運動指導者、アウンサンスーチー氏と会談した。下院補選で当選したスーチー氏に、政府との和平交渉についての協力を求めたとみられる。
政府と60年以上に及ぶ戦闘を続けたKNUは今年1月に停戦合意し、テインセイン政権と本格的な和平交渉を始めた。スーチー氏は少数民族側からの信頼が厚く、中央政府への不信が根深い各少数民族との「国民和解」に向けて、国政の場で大きな役割が期待されている。
この日午前、ジッポラー・セイン書記長らKNU幹部はヤンゴンにあるスーチー氏の自宅を訪れ、スーチー氏と約2時間、面談した。終了後、KNUの広報担当者は「(政府との)和解に向けてKNUが何を求めているのかをスーチー氏に伝えた」と述べた。スーチー氏は「(自らが率いる)国民民主連盟(NLD)とKNUが同じ展望を抱いていることが確認できた。国家統一に向けた良い兆しだ」と語った。
また、KNUは7日に首都ネピドーでテインセイン大統領と会談したが、ジッポラー・セイン書記長は「各少数民族と政治的対話を行う政府の役割を認識した」と述べ、少数民族との和解を目指す大統領の姿勢を評価した。
<スーチー氏>カレン族武装組織幹部と会談 和解に協力要請
Written By Unknown on Sunday, April 8, 2012 | 6:56 AM
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