4月6日(金)9時27分配信
【外信コラム】マーライオンの目
ミャンマーのヤンゴン市内のホテルは、変革と民主化で“外国人ラッシュ”が続き、どこも満杯だ。あるホテルのフロントの女性は「観光客とビジネスマンが増え、予約を入れるのが難しい状況です。いろいろな国から来ており、観光客とビジネスマンの比率は、五分五分でしょうか」と言う。旅行会社の男性も「千客万来です」と、悲鳴をあげていた。
外国人だけではない。「ヤンゴンに事務所を立ち上げるために一時帰国しました」という、ヤンゴン出身で、今はタイの旅行会社に勤める若い男性もいた。彼は以前、日本の大学に留学していて、流暢(りゅうちょう)な日本語だった。
ミャンマーには日本で働いていた人も少なくない。5年間東京で暮らし、東京タワーで同胞の妻を見初めたという旅行雑誌の編集者は「物価が高く、日本人が時間にうるさいのには最初、戸惑ったけど、みんな親切だった」と言う。
対日感情はいい。市民20人に“世論調査”をしたところ「日本は豊かで、民主主義がある」「日本人は礼儀正しい」という答えが返ってきた。逆に、全員が「中国は嫌い」。「この国の翡翠(ひすい)などを、安く買いたたいて根こそぎ持っていく。中国は搾取している」と口をそろえた。ここでも、ご多分に漏れずだ。(青木伸行)
ミャンマー人の中国嫌い “外国人ラッシュ”のヤンゴン
Written By Unknown on Friday, April 6, 2012 | 3:01 AM
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