11月28日(日)ミャンマー民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん(65)は26日、自身が率いる民主化勢力「国民民主連盟」(NLD)のヤンゴン市内の本部事務所で、毎日新聞の単独会見に応じた。今月実施された総選挙を受け来年2月にも発足する新国会について「(本当に)国の変革に取り組むかを見守らなければならない」と述べ、国会の存在を直ちに否定しない考えを示した。 NLDは今年3月、軍事政権がスーチーさんの総選挙からの排除に向けて選挙関連法を制定したのを受け、「自由、公正な選挙は望めない」と選挙不参加を決定、同法の規定で解党処分となった。スーチーさんは会見で「選挙はボイコットしたが、それは(新たに発足する)国会を認めないという意味ではない」と語った。 スーチーさんは今月13日、7年半ぶりに自宅軟禁を解除された。その後の印象を「若い世代の支持者が増えているのが一番の驚きだ」と述べた。「若者はこの国に何の変革も起きず、明るい未来がない現実に気付いている。このままでは失望が広がり、多くは国を捨てて移住しかねない」とも述べ、早急な民主化や人権状況改善の実現を訴えた。 さらに「変革を起こすのは国民。国民が変革を求め自らそれにかかわっていけば、変革が実現する」と語り、自身はそのために国内外の幅広いネットワークづくりに取り組む考えを強調した。 スーチーさんは90年代後半に毎日新聞に寄稿した「ビルマからの手紙」の連載について、「支援が必要な時に親切にしてもらい、友情は忘れません」と述べ、当時の読者にも感謝の気持ちを表した。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
0 comments:
Post a Comment