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難民1万人以上が中国領内に…ミャンマー北部で武力衝突

Written By Ngakawa Kyaw on Wednesday, February 8, 2012 | 4:41 AM

2月8日(水)11時40分配信
ミャンマー北部で政府軍と反政府組織のカチン独立機構の武力衝突が発生し、カチン族など難民1万人以上が国境を越えて中国領内に入った。中国の現地当局は、難民キャンプを認めていないが取り締まりもしない「黙認状態」を続けているという。中国新聞社が報じた。

 ミャンマー政府とカチン独立機構は長年にわたり対立を続けていたが、1994年に平和協定が締結され、カチン独立機構はミャンマー・カチン州の実効支配を許されることになった。しかし2011年6月に再び戦闘が再開され、難民が発生した。

 難民の多くは女性や児童、高齢者で、国境を越えて中国の雲南省に入った。すでに1万人以上に達したという。

 中国は人権問題などで西側諸国の制裁を受けていたミャンマー軍事政権と友好関係を保った。2011年に民政に移行してからも、中国はミャンマーとの関係を保とうとしている。

 しかし、ミャンマーは2011年9月に国と共同で建設している水力発電用の「ミッソン・ダム」の開発中止を表明。ミャンマー側の対中国政策に変化が見えはじめた。

 中国外交は難民を巡り「人道主義」を強調する西側諸国とミャンマー政府の意向の板ばさみになる可能性がある。

 ミャンマーには天然ガスや鉱物資源がある。さらに同国は西部でインド洋に綿糸、北東部で中国と国境を接している。そのため、中国は中近東やアフリカから購入した原油や天然ガスを中国に運ぶため、ミャンマー領内を通過するパイプライン建設を望んでいる。

 ミャンマー領内を通過すれば中国からマラッカ海峡などを通らずにインド洋に出られるため、両国の関係が極めて緊密になれば軍事的な影響も出てくると考えられている。(編集担当:如月隼人)
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