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第三国定住、面接は2家族=試行最終年、課題も―ミャンマー難民

Written By Unknown on Wednesday, February 15, 2012 | 1:21 AM

2月15日(水)14時39分配信

【メソト(タイ北部)時事】ミャンマーからタイに逃れた難民を日本に受け入れる第三国定住の第3陣に対する面接が15日、タイ北部メソトの国際機関施設で行われた。日本側は試験運用の3年間で90人を受け入れる予定だったが、最終年となる今年の候補者2家族10人を含めて計55人にとどまる見通し。政府は近く、来年度以降本格実施に移るか試行を続けるか方針を決める。
 この日面接を受けたのはこのうちの9人で、いずれもミャンマーの少数民族カレン族。法務省の担当者が「最悪の場合、日本へ行けなくなることもあるので、うそはつかないでください」などと注意事項を説明し、家族ごとに移住の意思確認などを行った。
 試験運用の初年度は5家族27人が日本に移住したが、2年目は最終段階で辞退者が出るなどして4家族18人に減少した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が希望者を募るが、海外移住を求める人の数自体が減少傾向にあるという。
 第1陣として来日した難民の中に、日本での生活に適応できない人も現れた。こうした情報が難民キャンプ内に届いているという。法務省担当者は「既に移住した人たちが適応できるよう努力するとともに、キャンプ内の人に制度のことをよく知ってもらうことが大切」と話した。
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