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ミャンマー経済をめぐり、米中がせめぎ合い

Written By Ngakawa Kyaw on Sunday, November 25, 2012 | 4:59 AM



今週、アメリカ・オバマ大統領が、現職大統領として初めてミャンマーを訪問した。世界各国の企業がミャンマーに注目する中、アメリカ企業も動きを活発化させている。

 大勢の市民に歓迎されたオバマ大統領は、ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー氏と会談し、今後もミャンマーの民主化を後押ししてい くと強調した。また、テイン・セイン大統領との会談では、今後2年間で約138億円の経済援助を表明した。「テイン・セイン大統領が始めたミャンマーの民 主化と経済改革は、驚くべき発展をもたらすだろう」-オバマ大統領が言及したのは、民主化に加えて、ミャンマー経済の将来性だった。

 民主化の流れとともに、6000万人の新たな市場の扉が開いた。ミャンマー最大の都市・ヤンゴンの路上では、「外国投資法」という冊子が売られていた。この冊子は、今月成立したミャンマーへの投資についての法律を取り上げており、英語版も売られている。

 世界各国の企業がミャンマーに熱い視線を送る中、先行するのは中国。ミャンマー第2の都市・マンダレーで人々の足となっているオートバイは、その多くが 中国製だ。また、ミャンマーで豊富に採れる宝石の品定めをしているのは、ほとんどが中国の業者で、翡翠(ひすい)を売りに来たミャンマー人は「中国語が多 少わかると商売になります」と話していた。マンダレーでは中国語の語学学校が人気で、中国への関心の高さがうかがえる。

 中国はこれまで、欧米の経済制裁下で孤立化したミャンマーのインフラ整備などを支援し、軍事政権と太いパイプを築いてきた。一方、アジア太平洋重視にかじを切ったオバマ政権は、この地域を経済成長の中心と位置づけ、ミャンマーへの経済制裁も段階的に解除した。

 アメリカの企業も動き出している。「ペプシ」は15年ぶり、「コカ・コーラ」は約60年ぶりにミャンマーに再登場した。アメリカを代表する大手企業 「GE(=ゼネラル・エレクトリック)」もオフィスを開設し、ミャンマーの地元企業と契約して、医療機器分野でビジネスを始めている。

 GEと販売契約をした地元企業「アメリカ製の進んだ医療機器が、ミャンマーにとても速いスピードで入ってきています」

 ミャンマー進出を検討するアメリカ企業を対象にしたビジネスセミナーには、多くの企業関係者が参加し、会場は熱気に包まれていた。アメリカ企業が動き出し、ミャンマーをめぐる綱引きはますます激しくなりそうだ。

NNN
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