4月9日(月)9時55分配信
ミャンマー政府と国民和解を進めていくことで合意を結んだばかりの少数民族「カレン族」の反政府組織の幹部らが8日、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんと会談し、今後の活動について意見交換を行いました。
少数民族・カレン族の反政府組織KNU=カレン民族同盟の幹部らは8日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンにあるスー・チーさんの自宅で会談に臨みました。
およそ2時間半にわたる会談では、これまでの政府側との交渉の経緯についてKNUの幹部が説明したほか、今後の活動についても意見交換を行ったということです。
会談後、スー・チーさんは、「私たちNLDも、すべての少数民族が政府側と和平合意を結ぶことを望んでいる。本当の意味の平和を勝ち取るために、全ての少数民族と同じ意識を共有したい」と述べました。
KNUは、6日に行われた政府側との協議で、国民和解をさらに進めていくことや、国外に逃れた避難民の帰還に関する取り決めについて合意を結んでいます。
また、翌7日には、政府側との合意を受けて、テイン・セイン大統領とも初めて会談し、今後の和平交渉について意見を交わしています。
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