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【インド】首相のミャンマー訪問、航空協定など調印

Written By Unknown on Tuesday, May 29, 2012 | 6:59 AM

5月29日(火)8時30分配信

 ミャンマーを訪問中のシン首相は28日、首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談した。二国間関係の最重要課題として連結性(コネクティビティー)の向上を挙げている。両国は、直行便の就航を含めた航空サービス協定に調印したほか、越境バスの運行、鉄道敷設の事業化調査などで合意した。合わせて12件の合意書や覚書に調印している。

 インドの首相が訪問するのは25年ぶり。連結性向上関連では、航空サービス協定のほか、国境地帯の開発覚書を締結している。共同声明は、航空協定で商用渡航者の行き来を容易にするほか、観光客による人的な交流を図ると説明している。

 両首脳は、北東部マニプール州インパールと、ミャンマー第2の都市マンダレーを結ぶバスサービスの運行にも合意。事務レベルでの早期の妥結を目指す。2016年までにインド~ミャンマー~タイの高速道路建設を目指すことで一致し、インドが橋りょう71カ所の改修を手掛けることも決まっている。

 両国を結ぶ鉄道の建設については事業化調査を行う合同作業班の設置を決定した。海運路線の直行便の事業化についても調査する。このほかにインドによるミャンマーの港湾などインフラ開発の参画可能性について協議した。

 ■貿易額を15年に倍増

 連結性以外の協議では、貿易額を2015年に現在の14億米ドル(約1,111億円)から倍増する目標に合意。合同投資フォーラムを設立することでも覚書に調印している。

 金融面では、インド準備銀行(中央銀行)がミャンマー中銀と通貨面で協力することで覚書を締結。インド・ユナイテッド銀行が最大都市ヤンゴンに駐在員事務所を開設し、両国間の銀行取引に向けた第一歩にすることも表明した。

 政治制度面では、インドの議会制民主主義の経験を共有する準備があると申し出ている。
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