7月31日21時14分
北朝鮮の朴宜春(パク・ウィチュン)外相は30日から31日にかけ、ミャンマーの首都ネピドーで軍事政権のテインセイン首相、ニャンウィン外相、チョーサン情報相と相次いで会談した。会談内容は不明だが、2国間協力強化などを話し合ったとみられる。
北朝鮮外相のミャンマー公式訪問は、07年の国交回復後初めて。両国は1983年の北朝鮮工作員による爆破テロ「ラングーン事件」で断交したが、共に国際社会で孤立を深めた90年代以降、水面下で協力関係を再開したとされる。
ミャンマー側は首相が朴外相と会談することで北朝鮮重視の姿勢を示す一方、最高指導者のタンシュエ国家平和発展評議会議長は会談に応じなかった。北朝鮮によるミャンマー核開発支援疑惑など、両国関係の強化に懸念を示す米国などに一定の配慮を示した形だ。
朴外相は23日にハノイで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席後、ラオス、ミャンマー、インドネシアを歴訪中。1日にはインドネシアに向け出発する。
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